ウクレレを立って演奏したい!ストラップ選びの体験談とおすすめ
「立って演奏したいのに、ストラップが決まらない」——そんな声から始まった話
先日、708worksにこんなお声が届きました。
「今度ウクピクに出る予定があり、立って演奏のためにストラップを探していました」
ウクレレの弾き語りイベント、いわゆる“ウクピク”。座って練習することが多いウクレレも、いざステージに立つとなると事情が変わります。立って演奏するには、両手が自由になるストラップが欠かせません。でも、いざ探し始めると「意外と選択肢が少ない」「そもそも自分のウクレレに付けられるの?」と、悩みが次々に出てくるものなんですよね。
このお客様も、まさにその壁にぶつかっていました。今日はこの体験談を追いながら、立って演奏するためのストラップ選びのコツを、職人目線でお話ししていきます。
まず立ちはだかった「ストラップピン問題」
立って弾くためのストラップを探すとき、多くの方が最初にぶつかるのが“取り付け方”の問題です。ウクレレは、アコギのようにボディ両端にストラップピンが付いているモデルばかりではありません。むしろ、ピンが1つしか無かったり、まったく無かったりするものが大半です。
今回お声をくださった方も、「ストラップは見つかっても、自分のウクレレにどう付けるの?」という段階で立ち止まっていました。楽器に穴を開けてピンを増設するのは、大切な一本だとなおさら勇気がいりますよね。
加工せずに取り付ける、という選択肢
そこでご案内したのが、ストラップピンが1つしか無い楽器のための取り付けアタッチメントOnstageです。楽器を一切加工せず、ヘッド側にストラップを固定できるので、「穴を開けたくない」という方でも安心して立奏デビューできます。
「これなら大丈夫そう」——取り付けの不安が消えたことで、ようやく本題である“どのストラップにするか”へ進めたのでした。
肩への負担と見た目、両方を叶えたい
立って演奏すると、ウクレレの重さがそのまま肩や首にかかります。軽い楽器とはいえ、一曲、二曲と続くと地味に効いてくるもの。そして人前に立つからこそ、「見た目にもこだわりたい」という気持ちも自然と湧いてきます。
このお客様が最終的に選ばれたのは、708worksを代表するウロコ模様のウクレレストラップWellington for ukuleleでした。魚の鱗のような有機的な曲線が連なるデザインは、ステージ上でもぐっと目を引きます。金具を一切使わない構造なので、大切なウクレレのボディを傷つける心配もありません。
クリアタイプで軽やかさをプラスする方も
「もう少し抜け感のある雰囲気が好き」という方には、透け感のあるPVCと本革を組み合わせたWellington for ukulele Clear ver.も人気です。ステージ照明に映える軽やかな表情で、夏場のイベントとも相性抜群。同じウロコストラップでも、素材が変わると印象がぐっと変わるのが面白いところです。
三つ編みの上品さで選ぶという手も
「ウロコ模様は個性的すぎるかな」という方には、3本の牛革を三つ編みにしたTriad for ukuleleもおすすめしています。15mm幅のベルトはウクレレのサイズ感にちょうどよく、シンプルながら手仕事の温かみが伝わるデザイン。楽器との接点には耐久性の高い馬のヌメ革を使っているので、長く付き合える一本です。
立奏用ストラップは「取り付けやすさ」「肩への当たり」「見た目」の3点で選ぶと失敗しにくい、と私たちは考えています。今回の体験談も、この3つを一つずつ解消していった結果、納得の一本にたどり着いたのだと思います。
あなたのステージにも、この一本を
冒頭のお客様は、Onstageで取り付けの不安を解消し、Wellingtonで見た目と安心感を手に入れて、無事ウクピクのステージへと向かわれました。「立って演奏するためにストラップを探していた」というシンプルな出発点が、演奏をもっと楽しむきっかけになったのなら、作り手としてこれほど嬉しいことはありません。
もしあなたも今、「立って弾きたいけどどうしよう」と迷っているなら、まずは自分のウクレレのピンの有無を確認してみてください。そこから先は、きっとこの記事が道しるべになるはずです。次のステージに立つあなたの隣に、お気に入りの一本があることを願っています。


