双眼鏡ストラップを肩が楽なものに交換する方法|手順で解説
「双眼鏡を首から下げていると、細いストラップが肩や首に食い込んで、観劇やバードウォッチングの途中で辛くなってくる…」。この悩み、実はストラップを交換するだけでぐっと楽になります。
ここでは、双眼鏡のストラップを“肩が楽なもの”に交換する手順を、STEP形式で具体的に解説していきます。工具いらずでできる作業がほとんどなので、機械が苦手な方も安心して読み進めてくださいね。
STEP1|今使っているストラップの取り付け方式を確認する
まずは、お手持ちの双眼鏡のストラップがどう固定されているかをチェックしましょう。双眼鏡のストラップ取り付け部は、主に次の2タイプに分かれます。
取り付け方式の主なパターン
- スリット(隙間)に通すタイプ…本体側面に細長い金具や樹脂の穴があり、そこにストラップを通す方式。もっとも一般的です。
- ラグ(吊り金具)タイプ…カメラのように小さな金具が飛び出しており、ストラップの金具を引っ掛ける方式。
どちらのタイプかで、後から選べるストラップや必要なパーツが変わってきます。スマホで取り付け部を撮っておくと、交換時に迷いません。
STEP2|純正ストラップを取り外す
次に、今ついているストラップを外します。スリットタイプの場合、多くはストラップの端が折り返して縫い付けられておらず、樹脂の留め具(スライダー)で固定されているだけです。
- スライダーを少しずらして、ストラップの端を引き抜く
- 本体のスリットからストラップを通し抜く
- 反対側も同様に外す
力任せに引っ張ると本体を傷つけることがあるので、留め具の構造をよく見てから丁寧に外すのがコツです。
STEP3|「肩が楽」なストラップの条件を知る
ここが今回の本題。肩や首の負担を減らすには、次の3つのポイントを意識してストラップを選びましょう。
楽なストラップの3条件
- 幅が広い…荷重が分散され、一点に食い込みにくくなります。細い紐状のものほど痛くなりがち。
- 適度なしなやかさと厚み…硬すぎず柔らかすぎない素材が、肩に自然にフィットします。革はこの点で優秀です。
- 長さ調整ができる…立って使うか座って使うかで最適な長さは変わります。調整幅があると体格や場面に合わせられます。
ナイロンの細い純正ストラップが辛かった方は、この3条件を満たすものに替えるだけで印象がガラッと変わりますよ。
STEP4|ギターストラップを双眼鏡に活用するという選択肢
「幅広で、革のしなやかさがあって、長さも調整できる」——実はこの条件、ギターストラップがぴったり当てはまります。ギタリストが長時間の演奏で肩に負担をかけないよう作られているので、双眼鏡を長時間下げる用途とも相性が良いんです。
そこで役立つのが、708worksのBackstage for Cameraというアタッチメント。愛用のギターストラップを一切加工することなく、カメラや双眼鏡用のストラップとして使えるようにする道具です。
取り付け部は10mm幅のナイロンベルトになっているため、双眼鏡のスリットにも通しやすく、カメラのラグにも対応。「大切な双眼鏡に穴を開けたくない」「純正の固定部を活かしたい」という方でも安心して使えます。手順はこちら。
- Backstageのナイロンベルト側を双眼鏡の取り付け部に通す
- お好きなギターストラップの両端にBackstageを装着する
- 長さを調整して肩の当たり具合を確かめる
STEP5|幅広の革ストラップで“見る時間”そのものを心地よく
合わせるストラップに迷ったら、幅20mmの牛革を三つ編みにしたTriad(トライアド)がおすすめです。程よい厚みとしなやかさで肩に自然に沿い、長く使うほど革が馴染んでいきます。
また、革のウロコ模様が上品なfolklore(フォークロア)も、金具を使わない滑らかな作りで肩当たりがやさしい一本。観劇やお出かけの装いにもさりげなく馴染みます。
純正ストラップの食い込みに悩んでいた方は、ぜひ一度この手順を試してみてください。「見る時間」がもっと楽で、もっと楽しくなるはずです。道具を長く大切に使う——その気持ちに、職人が一本一本手作りするストラップはきっと応えてくれますよ。


