楽器に傷をつけないギターストラップの選び方|クリアPVC×本革の魅力
お気に入りのギターに傷…その悩み、よくわかります
「ストラップの金具がボディに当たって、いつの間にか傷が…」「大切なギターだからこそ、できるだけキレイに保ちたい」——そんなふうに悩んでいませんか?
実は、ギターの傷って演奏中だけでなく、ストラップの取り付け・取り外しのときや、スタンドに立てかけたときにこそ増えていくものなんです。せっかく良い楽器を手に入れても、金具がガチャッと当たるたびにヒヤッとするのは、演奏に集中できませんよね。
今回は「楽器に傷をつけたくない」という視点にしぼって、ストラップの選び方を比較しながらご紹介します。職人として日々レザーと向き合っている私たちが、素材や構造のポイントを丁寧に解説していきますね。
傷がつく原因を知れば、選ぶべきストラップが見えてくる
ギターに傷がつく主な原因は、大きく分けて3つあります。
1. 金具がボディに当たる
ストラップの多くは、ピンに掛ける部分に金属パーツを使っています。この金具が演奏中に揺れてボディに接触したり、取り付け時に滑ってぶつかったりすると、細かい傷の原因に。
2. 楽器との接点の硬さ
ピンに掛けるレザー部分が硬すぎたり、逆に安価な合皮で角が立っていたりすると、塗装面を削ってしまうことがあります。
3. ストラップ本体の裏面が硬い
背中に当たる面ではなく、ボディ側に触れる面の素材も意外と重要。ザラつきのある素材だと、ボディをこすってしまうんです。
傷防止の視点で選ぶ、3つのタイプを比較
タイプ①:金具レス構造で「楽器に優しい」
傷対策として一番効果的なのが、金具そのものを使わない構造のストラップです。708worksのfolklore フォークロアは、金属金具を一切使わず、レザーパーツ同士で楽器と接続する設計。金具がボディに当たる心配がないので、「金具の傷が一番怖い」という方にぴったりです。ウロコのような有機的な曲線が美しく、見た目の存在感も抜群ですよ。
タイプ②:クリアPVC×本革ハイブリッドで「柔らかく守る」
「金具レスも気になるけど、透明感のあるデザインが好き」という方には、クリアPVCと本革を組み合わせたハイブリッドタイプがおすすめ。
PVC素材は柔らかくしなやかで、ボディに触れても傷をつけにくいのが特徴です。それでいて、楽器との接点や強度が必要な部分には耐久性の高い本革を使うことで、しっかり楽器を支える。この「柔らかさ」と「強さ」の両立が、ハイブリッド構造の魅力なんです。
708worksでは、定番モデルにクリアバージョンをご用意しています。folklore Clear ver.は、透け感のあるPVCと本革を組み合わせた、他にはない軽やかな一本。夏場の汗ばむ季節でもベタつきにくく、お手入れもしやすいのが嬉しいポイントです。
ウクレレをお使いの方には、同じくクリア仕様のWellington for ukulele Clear ver.もありますよ。小ぶりで軽い楽器だからこそ、柔らかい素材で優しく守ってあげたいですね。
タイプ③:接点に良質な革を使った「昔ながらの安心感」
クラシカルな見た目が好みなら、楽器との接点に上質なヌメ革を使ったモデルがおすすめ。708worksのTriad トライアドは、接点部分に耐久性の高い馬のヌメ革を採用。革が馴染むほどにボディにフィットし、優しく支えてくれます。三つ編みデザインで程よい主張があるのも魅力です。
あなたに合うのはどのタイプ?
選び方をまとめると、こんな感じです。
- 金具の傷が絶対イヤ→ 金具レスのfolklore
- 柔らかさとデザイン性を両立したい→ クリアPVC×本革のfolklore Clear ver.
- クラシカルで革の経年変化を楽しみたい→ Triad
大切な楽器を守りながら、演奏の時間そのものをもっと楽しくしてくれる。それが、素材や構造にこだわったストラップの力です。
「傷を気にせず思いっきり弾きたい」——そんな気持ちに寄り添える一本を、ぜひ探してみてくださいね。あなたと相棒のギターが、これからも良い音を奏で続けられますように。


